2025/7/11 05:38頃 山羊座で満月を迎える

2025/7/11 05:38頃 山羊座で満月を迎えます。
満月はピーク・完成・可視化・決断のとき。
特に山羊座での満月は、
「社会性・責任・現実的成果・構造」がテーマになります。
今回の山羊座満月から次の獅子座新月までの2週間の間には、
既に逆行中の冥王星と海王星に引き続き
7/13からは土星、7/18からは水星の逆行が起こり、4天体が同時に逆行します。
「振り返り」や「見直し」が強調され、
自分の潜在意識との対話が、さらに重要になってきそうです。
2025年版 山羊座満月の満月図
今回の山羊座満月の満月図がこちらです。

※https://freehorocharts.comを使用
2025年版 山羊座満月図から読み解く社会と個人への影響
今回の山羊座満月は、
社会構造と個人の成熟がテーマとなり
ちょっといつもより真面目モードで
背筋を正したくなるような雰囲気もありつつ
「自分に正直に生きようね」という満月からメッセージが読み取れました。
チャート全体を見ると、
社会・精神・現実・見えない世界との接点が強く打ち出されており、
個人レベルでも深い気づきや改革のプロセスに突入していくことが予想できます。
満月の基本情報
- 満月位置:山羊座18度(サビアン19度)
- サビアンシンボル:「大きな買い物袋を下げた5歳程度の子供」
- 未熟な者が責任や役割を背負わされる状態
- 社会的タスクや責務に向き合いながら成長していく姿
- 「大人になる準備」の象徴、自立心の芽生え
- 満月は6ハウスに位置
→ 労働・健康・公的奉仕(公務員・医療・軍警)・日常習慣がテーマ - Asc:獅子座|チャートルーラーの太陽は12ハウス(秘密・集団無意識)
→ 「表には出ない領域」「隠された構造」「無意識からのメッセージ」が背景に - Dsc(対人関係軸)に冥王星がコンジャンクション
→ 関係性の終焉・再構築/支配と被支配の浮上/鏡としての「他者」からの覚醒 - 月-太陽軸とノード軸がミスティック・レクタングルを形成
→ カルマ的な修復/人生の再設計にふさわしいタイミング - 木星と土星・海王星がスクエア
→ 理想と現実の葛藤/混乱を越えた統合が必要な局面
全体的なテーマ:「自己責任の成熟」
この満月は、
社会の中で与えられた役割を「無意識に」引き受けていた私たちが、
それを“自分の意志で選び直す”タイミングにきていることを表しています。
▸ サビアンの子供の姿は、「まだ未熟だけど責任を持とうとする意志」
▸ 6ハウス満月が示すのは、「日常の義務・働く意味」を見つめ直す光
- 小さな子供が大きな荷物を持つように、「まだ未熟な自分」が「大きな役割・責任」を任されるような感覚
- 仕事・家庭・社会的な役割の中で、自分の限界と成長が問われる
- 「もう甘えていられない」「誰かに任せてはいられない」局面
「責任と自由の再定義」:満月 in 6ハウス(習慣・労働・健康)
- 6ハウス満月は「ルーティンの見直し」「職場・健康・奉仕活動」に強い影響
- 山羊座の満月は「責任・努力・社会的立場」に焦点
- 特に今回は、「社会の中での自分の役割・働き方・健康習慣の見直し」が課題として浮上
- 国家・行政・医療・軍・警察などの体制的な領域で何らかの発表や問題提起がありそう
社会的な影響としては、
「制度疲労」が露見するタイミング
6ハウスの山羊座満月は、
制度や公務、日常の労働、医療、軍・警察といった
「社会の維持装置」に関わる分野に強く光を当てます。
- 老朽化した労働制度の見直し要求
- 公務員・医療・福祉システムの限界が浮上
- 国家の責任の範囲・境界の再定義
- 保健・労務・衛生・災害対策の再設計が必要
特に、公的な役割を担う人々の心身の限界・責任の重圧が可視化されやすいときです。
個人レベルでは、
「あなたが長年続けてきた日常的な努力・労働」にスポットライトが当たります。
- 過労、奉仕疲れ、報われない努力への虚しさ
- 「自分で選んだはずの役割」が重荷になっていないか?
- ルーティンに埋もれて、自分の感情を無視していないか?
→ 「それは、本当に自分がやりたいことか?」という問いが、内側から湧き上がりそうです。
無意識の再構築:太陽 in 12ハウス(潜在意識・秘密・隔離)
太陽が12ハウスにあるこの満月では、
「意識の光が、潜在意識の領域を照らす」という構図が浮かびます。
- 無意識に受け継いできた働き方
- 見えない領域での奉仕(心配・介護・犠牲)
- 無自覚な罪悪感や疲労
こういった「自分でも気づかなかった疲れ」や「感情の負債」が浮き上がり、
癒しや統合に向けたステップを踏むことになります。
- 12ハウスは「見えない領域」…スピリチュアル、精神世界、隔離、秘密、スキャンダル、心理的影響
- 太陽が12ハウスにあるため、「無意識・過去のカルマ・秘密にしていたこと」に光が当たる
- 国家機密や情報漏洩、潜在的な組織問題が浮き彫りになる可能性
社会全体では、以下のような傾向が広がりやすいです。
- 「信用できないものが多すぎる」という集団的な不安
- 隠蔽・暴露・内部告発といった現象の浮上
- 宗教・スピリチュアル・陰謀論の台頭と混乱
個人レベルでは、
情報の真偽を見極める目と、深層心理的な浄化が必要とされます。
- 「ちゃんとしなきゃ」「我慢しなきゃ」という思考パターン
- 潜在的な罪悪感や、誰かの期待に応えようとする癖
- 家族や世代間で受け継がれてきた“無意識の誓い”
→ 夢の中・シンクロ・感情の爆発などを通じて、自分でも気づいていなかった思いに触れることがあるかもしれません。
対人関係の深層:冥王星×Dscがもたらす「影との対話」
冥王星がディセンダントに重なるとき、他者との関係を通して、
私たちは「自分でも気づかなかった欲望や恐れ」に直面させられます。
- 「誰かの期待に応えることで自分の価値を保っていなかったか?」
- 「表面的な協力の裏に、依存や支配の構造はなかったか?」
- 「本当に対等な関係性を築けているか?」
この満月では、関係性の“終焉”や“再定義”という形で、
大きな変化が訪れる人もいるでしょう。
社会的な影響としては、
「パートナーシップ」「同盟」「外交」「契約」などにおいて
力関係の不均衡が明るみに出る可能性があります。
- 同盟関係の再構築 or 崩壊(国家間・企業間)
- 国家間・企業間の提携、契約関係が根底から見直される可能性
→ 「表面的な付き合い」ではもう機能しない時代へ
- 国家間・企業間の提携、契約関係が根底から見直される可能性
- 社会的役割と関係性の「力の構造」が明らかに
- 誰が本当の意味で主導権を持っているのか?
- 政治・経済における水面下の同盟や陰謀
- メディアの操作、監視社会の強化・暴露
→ 公にはされなかった情報や、支配―被支配の構図が明らかになり、「誰が本当の力を持っているのか」という問いが浮上、見えなかった“裏の支配構造”が露呈することも
個人レベルでの影響は、
- 関係性の限界が露わに
- ずっと見て見ぬふりをしてきた「我慢」や「コントロール関係」がピークに
- パートナーシップ・友情・職場での関係に「終わり」「再定義」が起こる
- 強烈な感情の噴出
- 嫉妬、支配欲、依存、過剰な期待などが顕在化
- それらを通して「自分の影(シャドウ)」に直面する
- 魂レベルのつながりが試される
- 破壊的な別れ or 圧倒的な再統合
- ソウルメイト的関係との“契約更新”が起こることも
対人関係の“見えない力学”が浮上し、
- コントロールされている関係
- 過剰に相手に合わせている自分
- 表面的なバランスの裏にある「我慢」
これらが限界を迎え、
「別れ」「再定義」「主導権の取り戻し」といった動きに繋がる可能性があります。
→ 特にパートナー、同僚、友人関係で自分の影(シャドウ)に直面するタイミングです。
ノード軸と満月軸のミスティック・レクタングル(神秘の長方形)
- 調和と成長のバランスが取れた配置
- 困難の中にチャンスがあり、「建設的に乗り越える道」が見つかる暗示
- 社会的な重圧や課題に対し、予想外のサポートや精神的導きが得られる可能性
土星・海王星 vs 木星のスクエア(理想 vs 現実)
- 理想(海王星)と制限(土星)、拡大(木星)が緊張関係
- 「夢見ていたこと」が現実と衝突するタイミング
- 夢や希望が試され、現実的な形で修正・再構築する必要あり。
- 「これをやりたいけど、現実が追いつかない」
- 「理想的な生き方に進みたいのに、社会の構造が古いまま」
- 「信じたいけど、騙されそうな不安もある」
というような、希望・信頼と現実・制限の葛藤が強まるときでもあります。
今は「拡大」よりも、古い幻想を整理して土台を整えるときです。
社会的な影響としては、
- 幻想的な期待の崩壊
- 金融やAI技術、宗教などへの過信からの修正
- 理想に酔った政策・プロジェクトが現実と衝突
→ 社会は「夢を見ながらも、現実に立ち返る強さ」を試されます。
この満月で意識したいこと:心の声を明確化する

1️⃣「何に責任を持ち、何を手放すか」を見直す
- 無理な労働や習慣に気づく
- 「やらなきゃ」に潜む義務感をリセット
2️⃣対人関係の“力の偏り”に気づく
- 自分が我慢している相手は誰か?
- 感情を抑え込んでいた場面はどこか?
3️⃣月の光で「自分の影」を書き出す
- 満月ジャーナリングにおすすめ
→「今、終わらせたい関係・習慣・考え方」
→「私が本当に望む、自立した役割とは?」
4️⃣過剰な「責任感」と「罪悪感」を浄化するワークを
- 自分を責める癖をやめる
- 本当に自分が背負いたい責任だけを選び直す
山羊座満月から獅子座新月まで(7/11~7/25)のおすすめの過ごし方

1️⃣タスクと習慣の「棚卸し」
- やるべきことが増えている人は、「本当に必要な責任か?」を精査
- 6ハウスに満月があるので、健康管理・ルーティン見直しに最適
2️⃣心の整理とスピリチュアルな浄化
- 太陽が12ハウスにあるため、瞑想・日記・夢の記録など、内面との対話が効果的
- 過去の執着や未完了の感情を手放す
3️⃣感情的に「背負いすぎない」工夫を
- 子どもの象徴である満月のサビアンから「助けを求める勇気」も大切
- 「頼ること」も成熟の一部。必要なら専門家や信頼できる人に相談を
4️⃣社会的役割の再定義
- あなたが属する組織やコミュニティにおいて、自分の役割を改めて考える
- 不必要な責任を引き受けていないか?本当にやりたいことは何か?
7/11~7/25 山羊座満月の12星座別の影響とアファメーション

今回の山羊座満月の12星座別の影響とアファメーション例をお伝えします。
アファメーションとは、
ポジティブな言葉を使って自分自身に宣言し、
理想の自分を引き寄せるための手法で
自己肯定理論やプライミングなどは科学的根拠も認められています。
使い方のおすすめは以下の通りです。
- 手帳やノートに書く
- 深呼吸しながら3回ゆっくり唱える
- アロマや月光浴とセットで、心身にしみこませる
自己否定の感情があると逆効果なので
自分の言葉に変換し、
ポジティブなマインドセットを保ちましょう。
7/11 山羊座満月のアファメーション例
「私は、私にとって誠実な責任だけを選び取ります」
「私は、他者と対等な関係性の中で、本当の力を思い出します」
「私は、働く意味・与えることの本質を、私自身の手で定義します」
🔥火の星座(牡羊座・獅子座・射手座)
♈️牡羊座
社会的な責任やキャリアに対して、プレッシャーを感じやすい時期。
焦らず、今できることに集中を。
アファメーション例:
「私は、自分の努力が社会に認められ、信頼される存在として成長しています。」
♌️獅子座
自分らしさと社会的役割のバランスを見直すタイミング。
内なる情熱を現実に活かす工夫を。
アファメーション例:
「私は、自分の才能を誠実に発揮し、周囲と調和しながら輝いています。」
♐️射手座
理想と現実のギャップに気づくとき。
夢を地に足つけて形にする力が試されます。
アファメーション例:
「私は、理想を現実に落とし込み、着実に目標を達成しています。」
🌱地の星座(牡牛座・乙女座・山羊座)
♉️牡牛座
日々の習慣や働き方を見直す好機。心地よさと効率の両立を意識して。
アファメーション例:
「私は、自分に合ったリズムで働き、豊かさと安心を築いています。」
♍️乙女座
健康や生活習慣に変化が起こりやすい時期。
完璧を求めすぎず、柔軟さを大切に。
アファメーション例:
「私は、心と体の声に耳を傾け、健やかな日々を選択しています。」
♑️山羊座
主役はあなた。責任や役割が重く感じられるかもしれませんが、それは信頼の証。
アファメーション例:
「私は、自分の使命を理解し、誠実に果たすことで社会に貢献しています。」
💨風の星座(双子座・天秤座・水瓶座)
♊️双子座
情報や人間関係に振り回されやすい時。本当に必要なものを見極めて。
アファメーション例:
「私は、自分にとって大切な情報と人間関係を選び、心地よい環境を整えています。」
♎️天秤座
パートナーシップや職場でのバランスがテーマに。
自分の軸を保つことが鍵。
アファメーション例:
「私は、自分の価値観を大切にしながら、周囲と調和のある関係を築いています。」
♒️水瓶座
未来へのビジョンが揺らぎやすい時期。焦らず、今できることに集中を。
アファメーション例:
「私は、今この瞬間に集中し、未来に向けて確かな一歩を踏み出しています。」
🌊水の星座(蟹座・蠍座・魚座)
♋️蟹座
家庭や心の居場所に関するテーマが浮上。感情の整理と癒しを大切に。
アファメーション例:
「私は、自分の感情を受け入れ、安心できる居場所を育んでいます。」
♏️蠍座
深い感情や無意識のパターンに気づく時。内面の浄化と再生のチャンス。
アファメーション例:
「私は、過去の痛みを手放し、新たな自分として再生しています。」
♓️魚座
感受性が高まり、夢や直感が冴える時期。現実とのバランスを意識して。
アファメーション例:
「私は、直感と現実を調和させながら、心豊かな人生を歩んでいます。」
まとめメッセージ :より誠実で真実な役割へ

「責任」とは、誰かに背負わされるものではなく、
“自分が選び直せる”もの。
社会の枠組みや他人の期待の中で、
長年無意識に背負ってきた義務や役割が、
今、あなたの中で見直されようとしています。
この満月は優しく問いかけます。
「あなたが守ってきたものは、いまも本当に必要ですか?」
「その“役割”は、あなたの心に誠実ですか?」
山羊座のテーマでもある「役割・責任・社会的達成」は、
どうしても「義務感」や「他人からの期待」で背負わされやすいですが、
この満月はそれを“外側からの期待”から、
“内側からの選択”へ移行するタイミング。
現状の働き方やこれからについて
以下の「誠実で真実な役割」の具体的な定義をチェックしてみると良いでしょう。
1️⃣自分に嘘がないこと
- 誰かに褒められるためではなく、自分が納得できる働き方
- 無理に笑わず、疲れているときは「疲れた」と言える環境を選ぶこと
2️⃣ 心の深い部分がYESと言っていること
- それをやることで、自分の価値観が満たされる
- 喜びや感動、内的な意味を感じられる
3️⃣やらされ感ではなく、選んでいる感覚があること
- 「こうすべきだから」ではなく「私はこれを選ぶ」と言える
- それによって人や社会に与えるものがある
状態 | 古い役割 | 真実な役割 |
---|---|---|
仕事 | 安定しているけどやりがいがない | 報酬が少なくても心から貢献できる |
家族 | 良い親・良い子を演じる | 本音を話せる安全な関係を築く |
恋愛 | 愛されるために合わせる | 対等でありのままの自分を受け入れる関係 |
社会参加 | 誰かの正解に従う | 自分なりのやり方で社会に役立つ |
この満月は、「未熟でも、何かを担おうとする勇気」を象徴しています。
「大人としての意識」を育てながら、
「背負いすぎない柔軟さ」も忘れないことが、
この満月を健やかに乗りこなすポイントです。
人に頼ることは、恥ずかしいことではありません。
自分だけでは難しいことは、
素直に人に頼ったり、助けてもらうことも大人としての成熟の一部です。
そして、これまでの頑張りに一度、光をあてましょう。
疲れていても、誰にも言わずにこなしてきた日常のすべてに、今こそ感謝を。
そしてもう一度、自分の内なる声に耳を傾けて。
「私は、どんな生き方を選びたい?」
「本当に大切にしたい価値観は何?」
この満月は「風の時代」における地のエネルギーの再確認でもあり、
自分軸を整え、現実に根ざした願いを形にするチャンスです。
何か叶えたいことがあるなら、
地に足のついた言葉で書き出してみるといいかもしれません。
ふわっとした「願い」を
しっかりとした自分との約束として「誓う」ことで、
ぐっと近づくかもしれませんよ。
この満月は、私たちに
「我慢・責任・習慣・奉仕」といった
日常の中にある“無意識の義務感”を見直す機会を与えてくれます。
社会的な役割や日常の義務に追われる中で、
本当の自分の声に耳を傾けることが、
あなたの未来への第一歩になるのかもしれません。
”自分の光”を見つけるためには、
”自分の影”にもしっかりと目を背けずに向き合うプロセスが必要です。
「心・身体・社会との関係」を再定義し、
社会に“期待される自分”ではなく、
“自分の魂が納得する役割”を引き受け、
自分の人生を再構築するための節目のとき。
この満月は、
そんな役割に立ち返るための軌道修正の“リセットボタン”になるでしょう。

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