2025/12/5 8:15頃 双子座で満月を迎える
―「日常に散らばった“声”を拾い集めるとき」―
2025年12月5日、双子座13度付近で満月を迎えます。
今回の満月は 6ハウス(生活習慣・心身の調整・働き方) で起こります。
日々の中に散らばった「小さな違和感」や「気になっていたこと」に、
光が当たるタイミングです。
双子座は「情報」や「思考の循環」を司る星座。
そして満月は完成・気づき・手放しのとき。
つまり今回のテーマは、
まるで散らばった言葉の断片を一冊のノートに書きとめるような満月です。
12/5 双子座満月の満月図

※https://sup.andyou.jp/hoshi/horoscopeを使用
サビアンシンボル:双子座13度・14度
双子座13度・14度は「好奇心」「探索」「思考の遊び」がテーマ。
一方で、考えが散らかりやすい領域でもあります。
今は「いろんな可能性が見えるが、どれを選ぶかはまだ定まっていない」時期。
ここで大切なのは、結論を急ぐことではなく“拾い上げること”。
満月は6ハウスで起こる ― “日常のなかの小さな調整”
6ハウスは、
- 生活リズム
- 健康・心身のメンテナンス
- 働き方・働く姿勢
を象徴します。
この満月は、
「直したい習慣」「辞めたい癖」「整えたい生活リズム」
が自然と浮かび上がってきます。
Asc山羊座 & チャートルーラー土星(3ハウス)
今回の満月の上昇点は 山羊座。
「地に足をつける」「現実を構築する」力が働きます。
そしてチャートルーラー(支配星)は土星で、3ハウスに滞在。
3ハウスは 言葉、学び、思考法、日々の思考習慣。
つまりメッセージは、とてもシンプル。
言葉を変えると、現実の密度が変わる。
そのための「気づき」が満月として照らされています。
満月は金星とオポジション ―“心の繊細さがテーマに”
満月と金星が向き合う配置は、
感情や人間関係の中にある「ちいさなズレ」を照らします。
特に、
- 思っていることを言わなかった場面
- 我慢や遠慮
- 「本当はこうしてほしい」を飲みこんだ瞬間
が浮かび上がりやすいとき。
これを見つめることは、
関係を壊すのではなく、むしろ 関係をやわらかく育てるきっかけになります。
今回の満月で意識したいこと(実践)
- 思考の断片を、ひとつの場所に書き出す
- 人に合わせる言葉と、自分の本音の言葉を区別してみる
- 情報を増やすより“減らす”ほうを意識する
- 生活リズムを1つでいいので整える
- 無意識に繰り返している癖を観察する
おすすめの過ごし方(Ritual)
- メモ帳/ノート/日記を1冊にまとめる
- スマホの通知・フォロー・情報源を整理する
- 「今週はこれだけやる」と決めて絞る
- 深呼吸と短い散歩で、思考の循環をクリアにする
今回の満月は、劇的な変化ではなく、
日常を少しずつ本来の魂軌道に戻していくための「微調整期」。
小さなことこそ、魂の方向性を大きく変えます。
ひとことまとめ
- 双子座満月は「散らばった声を集めて整理する日」
- 日常の中の小さな違和感に光が当たる
- 本音を言葉に戻すほど、魂の軌道が整う
12星座別メッセージ
太陽・月・ASC、どれで読んでも◎ 特に「日常で感じること」がヒントになります。
牡羊座
忙しさの中で「本当にやりたいこと」が埋もれやすいとき。
やらなきゃいけないことより、心が動く小さな好奇心を拾って。
牡牛座
“安心できる関係”を再定義するタイミング。
本音を言っても大丈夫な相手だけを、そばに残していく選択を。
双子座
自分自身の言葉を、もう一度取り戻す満月。
誰かの意見より、あなたの声がいちばん信頼できる。
蟹座
表に出ない感情がたまりやすいとき。
一人の時間・休息・身の回りの優しさを増やして、呼吸の回復を。
獅子座
「役割」や「期待」から少し自由になるとき。
あなたの中心にある、純粋な喜びに戻ることがテーマ。
乙女座
整える力がさらに洗練されるとき。
ただし完璧を目指しすぎないで。
“ちょうどいい”状態が最も美しい。
天秤座
人との距離感の微調整。
近すぎず、遠すぎず、呼吸できる距離。
距離は、愛の深さを決めるものではない。
蠍座
内側の変化が静かに進んでいる時期。
言語化できなくてもOK。
沈黙の中で、魂は確実に動いている。
射手座
次へ進みたい気持ちが大きくなる時。
でも今は、“走り出す前の確認時間”。
荷物を減らして、軽くしてからでいい。
山羊座
責任や使命感に偏りやすいタイミング。
「私の本音は?」と一度だけ問い直して。
答えは、身体の感覚にある。
水瓶座
未来を描き直す準備期。
情報を集めすぎないことが鍵。
ひとつの方向に、やさしくピントを合わせて。
魚座
感受性が強くなる時。
他人の感情と、自分の感情の境界線を丁寧に。
涙も、ため息も、浄化のサイン。
最後に
「本当はどう感じていた?」
「本当はどうしたい?」
その声を、丁寧に拾う時間を大切に。
どうか、その声に優しく耳を傾けながら過ごす満月となりますように。

