2025年版 3/20 18:03頃 太陽が牡羊座入り(春分)

2025/3/20 18:03頃、太陽が牡羊座入りし、「春分の日」を迎えます。
牡羊座は12星座の中で1番目、「スタート」を示すサインです。
西洋占星術では、春分の日のことを
「新しいエネルギーの切り替わり」のタイミングとして
「宇宙元旦」と呼び、
新しい1年のスタートを意味する重要な日としています。
太陽が牡羊座にイングレスするときのホロスコープを
「春分図」といい、
その年の国の1年を象徴するテーマや世相・
エネルギーの流れを予測することができます。
それでは、2025年の春分図で、
これから1年間の流れを見ていきましょう。
※2024年の冬至図から2025年の春分までの3ヶ月間の流れについては、こちらをご覧ください。
2025年版 春分図
2025年の春分図がこちらです。

※https://freehorocharts.comを使用
今回の春分図の特徴は以下のとおりです。(※5度前ルールは採用しておりません)
- 太陽・土星・海王星・ドラゴンヘッドが【国民の健康・食料・感染症・労働環境・公務員・警察・軍事・農業】を表す6ハウスでステリウム
- 水星R・金星R・カイロンが7ハウスでステリウム
- Asc天秤座のチャートルーラー金星は【外交・条約・戦争・和平交渉・同盟国・敵国・訴訟】を表す7ハウス
- 太陽は水星R・金星R・土星とオーブ広めのコンジャンクション
- 太陽は海王星(魚座29度)・ドラゴンヘッド(魚座27度)とタイトにコンジャンクション
- 太陽は月(3ハウス・射手座)とトライン
- 太陽は天王星(8ハウス・牡牛座)とセクスタイル
- 太陽は冥王星と(4ハウス・水瓶座)とセクスタイル
- 月と木星(9ハウス・双子座)がオポジション
- 月が水星R・金星R・海王星とトラインし冥王星を頂点とするマイナー・グランドトライン(小三角)を形成
- 火星(10ハウス・蟹座)が土星(6ハウス・魚座)とトラインし天王星を頂点とするマイナー・グランドトライン(小三角)を形成
- 金星と水星が逆行中
2025年版 春分図で1年間を読み解く

2025年の日本の春分図は、国の1年を象徴するテーマを示しています。
2025/1/3に別の記事で簡易的に2025年の春分図を読んだときのものがこちらです。
- ノロウイルスや食中毒、コロナウイルスやインフルエンザ、新しい感染症などの流行
- 2025年問題の人材不足による、一人当たりの労働過多問題
- 外交関係において過去の対話や見直しが必要に
- 訴訟や司法制度においても過去の案件や法律の見直しが必要に
- 戦後80年目の年となる2025年、核廃絶へ向けた活動が活発に
- 悪天候や自然災害の影響で農作物の不作や食料不足など
今回あらためて、この2025年の春分図を解釈すると、
以下のような影響が予測されます。
1️⃣国民生活・健康と労働のテーマ(6ハウスの太陽)

太陽は、首相や政権、社会に影響力を持つリーダーを表します。
6ハウスは、国家や社会の「日常的な基盤」を象徴しており、
国民の生活に密接に関わる分野である、
国民の健康・食料・感染症・労働環境・公務員・警察・軍事・農業などを表します。
今回の春分図では6ハウスに、
太陽・土星・海王星・ドラゴンヘッドが集まっています。
6ハウスのテーマである以下の分野が国家としてのテーマとなるでしょう。
2025/3/30に、実に165年ぶりの牡羊座入りを控えている
魚座29度(アナレティック度数)に位置する海王星は、
いわば「卒業試験」のような意味合いを持ち
上記のテーマを非常に強調します。
重要な転換点や決断を迫られるようなタイミングを示唆し、
深い洞察力や精神的な啓発を促します。
健康や労働環境・公衆衛生が重要な課題

太陽が6ハウスに位置することで、
健康や労働環境、公衆衛生が国家としての重要な課題となるでしょう。
特に感染症対策や労働者支援について注目される可能性があります。
2025年3月現在、食中毒やノロウイルスなどの感染性胃腸炎が大流行し
患者数は過去10年で最多となっています。
岐阜県の仕出し業者では、これまでに456人からノロウイルスが確認され、
うち1名が亡くなっており、3/17付けで閉業しています。
また現在コロナは落ち着いてきたものの、インフルエンザが増加しています。
コロナやインフルエンザよりも感染率の高い麻疹(はしか)も
2024年からヨーロッパで流行しており、日本でも感染者が増えています。
また新たな感染症が発生する可能性もありますので、
あらためて個人単位でも、
- 排泄後はトイレの蓋を閉めてから水を流す
- 手洗いうがいの徹底や除菌
- スマホの除菌や掃除
- 換気や咳エチケット
- 免疫力を高める生活習慣
などをして自己防衛と感染を防ぐための衛生を心がけましょう。
また、労働といえば昨年の「2024年問題」に引き続き、
2025年には、団塊の世代が75歳以上の後期高齢者になり、
国民の4人に1人が後期高齢者という超高齢化社会となります。
医療や介護などの社会保障費の増大や
少子高齢化による労働力不足が深刻化する
いわゆる「2025年問題」に直面しています。
社会保障費の負担増大を受けて
経済的負担が現役世代に重く伸し掛ってきています。
少子高齢化や労働力人口の減少によって
医師や看護師、介護人材の不足で
医療や介護を受けたくても受けれない
「医療難民」や「介護難民」が増え、
自宅で介護せざるを得ない状況も増えるでしょう。
家族の経済的負担や介護疲れによる
肉体的・精神的負担も増える一方となります。
そこで政府は2025年問題に向けて
「地域包括ケアシステムの導入」と「在宅医療」の推進を目指しているようです。
地域包括ケアシステムとは、
高齢者が住み慣れた地域で生活できるよう、
「住まい」「医療」「介護」「生活支援・予防」を
トータルにサポートする仕組みのことです。
地域包括支援センターには、
保健師・社会福祉士・主任ケアマネジャーが配置され、
地域に暮らす高齢者をサポートします。
また政府は、再就職の支援や介護士の育成を強化するとともに、
介護ロボットやAIの開発などを推進しています。
これが実用化されれば、
医師や看護師の人手不足を解消できると期待されています。
看護の機能強化としては、
「機能強化型 訪問看護ステーション」の設置や
「看護 小規模多機能型 居宅介護施設(かんたき)」の増設を検討しており、
地域包括ケアの中核になると期待されています。
2025年問題の対策として国は、
「自助努力」と「民間による地域支援」にシフトしているため、
自分で対策をしておくことが必要になります。
また、日本の企業のおよそ99%は中小企業です。
中小企業の後継者不在率は60代経営者で約50%、
70代経営者でも約40%とされています。
後継者不足による廃業がもたらす雇用とGDPの喪失が課題となります。
働き続けられる職場環境作りやM&Aを含む事業承継の検討、
既存システムの見直しなどできる対策を進めていかないと厳しい状況です。
また、企業も人材不足やワーキングケアラーなどの増加などに伴い
「人的資源管理」を進めていく必要性があります。
人的資源管理(HRM)とは、
社員を経営資源のひとつとして有効活用する仕組みです。
企業や組織の目標達成を目的としているものの、
社員を「労働力」ととらえるのではなく、
「大切な資源」として管理・運用をします。
(参照:人的資源管理(HRM)とは|代表的な5つのモデル、具体的な戦略や運用方法、導入事例などについて解説 | タレントマネジメントラボ)
今回のチャートで太陽は、水星R・金星R・土星と
オーブ広めにコンジャンクションしています。
政策の見直しや労働における新たな構造改革が必要とされる一方、
過去の経験を生かす必要があることが示唆されます。
食料供給や農業の問題に注目

また、食料供給や農業に関連する問題にも注目が集まりそうです。
2024年は、物価高や米騒動など家計を圧迫する出来事が多かった印象です。
3月下旬には備蓄米の放出もスタートし、
米の値段が少しでも安くなれば、私たち消費者は助かります。
しかし米の生産者にとっては、
コスト高で所得赤字経営が多いのも事実です。
安い外国米に頼ったり、米離れをするのではなく
高くても美味しい国産米を消費することが
日本の農家を支えることにつながります。
また、異常気象も増えている中、
「天気に左右されない農業」にも注目が集まっています。
農業×ITシステムで、水耕栽培や照明栽培、
ビニールハウスよりも災害に強い農業用ドームなど
新しい農業のカタチもテクノロジーを駆使することで変革していくでしょう。
警察、消防、自衛隊、省庁、役所の動きに注目

警察、消防、自衛隊などの公的機関やその活動にも注目です。
ここ数年、匿名・流動型犯罪グループ(略称:トクリュウ)などの
犯罪グループによる事件が多発しています。
気付いたら被害者と加害者の両方になってしまっているパターンで
とてもタチの悪い犯罪です。
海外を拠点にしているものも多く、捜査も複雑化しています。
- ルフィ広域強盗事件
- 首都圏連続強盗事件
- アノニマス (集団)
- 移動型組織犯罪グループ(略称:MOCG)
- 刑罰が軽くなる未成年を実行犯として巻き込み、国境を越えて移動して犯罪を行う実行犯が特定しずらいヨーロッパで広く見られる組織犯罪。
SNSを利用した詐欺やサイバー攻撃など
テクノロジーを利用した犯罪も増加しています。
騙されないように各自で意識して気を付けるしかありません。
また、刑務所の囚人の高齢化に伴い、
刑務所が福祉施設化してきている面も複雑な問題です。
消防においては、この3月までは、
冬場の乾燥での山火事や住宅火災などが
例年よりも頻発しました。(火星逆行の影響も)
また、2025年を通しての天体の動きや配置から
2025年の夏から秋にかけて特に7月・9月・11月と2026年の前半は
地震や津波・洪水・竜巻などの自然災害や
航空機などの事故に注意が必要と思われます。
自衛隊に関しては、2025年の2月に初の
日・米・豪の3国合同演習がグアムで実施されました。
米軍との共同軍事訓練もさらに強化されています。
省庁や役所に関しては、
3/24から手続きがスタートする「マイナ免許証」の混乱が予想されます。
(参照:河野太郎氏、マイナ免許証で注意喚起 「9月までにマイナカードの有効期限が切れる人は、更新後に一体化を」)
(参照令和4年改正道路交通法(マイナンバーカードと運転免許証の一体化・オンライン更新時講習)|警察庁Webサイト)
また省庁や役所、企業に関しても、
経済産業省が示した「ITシステム2025年の壁」と言われる問題に直面しています。
多くの企業の業務で使われている既存のITシステムが、
老朽化・肥大化・複雑化・ブラックボックス化などによって
時代に合わせたビジネスモデルで使いづらくなり、
企業の競争力を低下させ、経済損失をもたらす問題のことです。
このようなシステムの問題により、
企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)が遅れ、
競争力が低下するリスクが高まるとされ、
2025年~2030年の間の5年間で、
最大12兆円の経済損失が起こるといわれています。
2️⃣外交と国際関係(7ハウスの金星)

Ascが天秤座にあることで、
国家の全体的なテーマがバランスと協調を重視する方向にあります。
チャートルーラーである金星が
外交・条約・戦争・和平交渉・同盟国・敵国・訴訟を表す7ハウスに位置し、
外交や和平交渉が重要な焦点となることが予測されます。
また、水星R・カイロンも7ハウスにあり、
外交や同盟関係において過去の問題や課題が再浮上し、
それを見直す必要があることを示唆しています。
同時に、交渉を通じて新たな理解や癒しが得られる可能性もあるでしょう。
現在、トランプ大統領の関税政策などに世界は揺れています。
トランプ大統領は2025/3/7、
NATO=北大西洋条約機構の加盟国の国防費の支出が
少なすぎるという認識を示すなかで、日本にも言及し
「我々は日本を守らなければならないが、
日本は我々を守る必要がない」と
日米安全保障条約の内容に不満を滲ませる発言で
日米同盟にも揺さぶりをかけてきています。
また、日中関係では尖閣諸島の領土争いや
台湾有事などの軍事問題も現実化してきそうな中、
経済や貿易関係が悪化しないか
難しい立場に置かれそうです。
金星逆行は、過去の外交関係や条約の再評価を促進する可能性があり、
ここでも柔軟性が鍵となります。
3️⃣変化と進展の年(太陽と外惑星の調和)

経済や財政システムの革新
太陽が天王星(8ハウス・牡牛座)とセクスタイルを形成しているため、
経済や財政面での革新的な変化が起こり得ます。
天王星は、国債・税金・関係国の財政・社会保障などを表す8ハウスにあり、
太陽と調和的な角度にあることで
国家のリーダーや政府が
経済や財政システムの革新を積極的に進める可能性があります。
このプロセスは、
変化を求めるエネルギーと伝統的価値観のバランスをとりながら、
スムーズに行われるでしょう。
今叫ばれている、税金の使い方や消費税の廃止などにおいて
国民にメリットのある方向性へと進むかもしれません。
新しいテクノロジーや資源管理方法の採用
また、新しいテクノロジーや資源管理方法が採用される可能性が高いです。
この配置は技術革新や新しい資源管理方法の採用を示唆し、
特に経済面での変化が国の将来にプラスの影響を与えると考えられます。
国民は、これらの変化によって
新しい価値観や仕組みを受け入れる準備を進める必要があるかもしれません。
技術革新や新しいアプローチが
公共の福祉に役立つように設計される可能性も高いです。
国の基盤や社会構造が深い変容を遂げる
4ハウスは、国の基盤、領土、家族や国民のルーツを象徴します。
ここに冥王星があると、
国の基盤や社会構造が深い変容を遂げる可能性を示します。
これは、社会の土台となる価値観やシステムに
革新が求められる時期であることを示唆します。
太陽と冥王星(4ハウス・水瓶座)のセクスタイルは、
国の基盤や社会の根本的な変革を促進し、
特に、未来志向の政策やテクノロジー導入が
社会の土台に影響を与えることを意味します。
月が水星R・金星R・海王星とトラインし
冥王星を頂点とする小三角を形成しています。
これは調和的でありながらも、
月が表す「国民感情」
水星が表す「メディアやSNS、交通」
金星が表す「芸能人や有名人、芸術、外交による和平」
海王星が表す「集団幻想、事実の隠蔽や誤解」に対して
頂点となる冥王星が強い変容や再生のテーマをもたらします。
冥王星は根本的な変革や潜在的な力を象徴するため、
強烈な形で具現化される可能性があります。
例えば、テレビや新聞、雑誌などのオールドメディアの衰退や
SNSの規制などが今以上に進むことが考えられます。
2025/4/1から施行される「情報流通プラットフォーム対処法」(通称:情プラ法)は、
インターネット上の誹謗中傷や権利侵害情報への
対応を強化するために制定された新しい法律です。
当初は2025年5月に施行される予定でしたが、
前倒しされる形での施行となりました。
この法律は、SNS事業者に対して、
誹謗中傷や権利侵害の申し出を受けた場合、
7日以内に対応を判断し、その結果を通知することを義務付けています。
この配置は、国全体が何らかの深い変容を経験することを暗示しています。
これは、感情や想像力、価値観が国家や集団心理の中で重要なテーマとなり、
それらが冥王星のもたらす変容を通じて具体化されると考えられます。
SNSでも政治家や上級国民に対する不満が溢れています。
もうこれ以上、上級国民のやりたい放題にはさせられません。
精神性や理想を追求する流れの中で、
古い価値観や、システムの解体と再生が進むでしょう。
ただし、逆行中の水星と金星の影響により、
このプロセスは一時的な停滞や再検討を伴うことも考えられます。
太陽は海王星とドラゴンヘッドと
タイトにコンジャンクションしており、
国が高い理想を目指しつつも、
現実との間で調整が必要となることを示唆しています。
精神的な価値観や文化的なアイデンティティが注目される一方で、
リーダーシップや政策の実行力が試される場面も考えられるでしょう。
海王星とドラゴンヘッドが絡むことで、
国の方向性や目標が非常に影響力を持つ時期とも解釈されます。
土星は制約、責任、構造を象徴する惑星です。
太陽とのオーブ広めのコンジャンクションは、
国家としての責任感や現実的な課題への直面を促す配置です。
土星の影響により、政策や計画が非常に慎重で、
長期的な視点に基づくものとなる可能性があります。
4️⃣ 国民感情と教育(3ハウスの月と9ハウスの木星のオポジション)

月は国民、集団心理、感情的な基盤を象徴します。
3ハウスでは、コミュニケーション、教育、
地域社会に関連する感情的なテーマが強調されます。
射手座にある月は、楽観主義や冒険心、
自由な考え方が国民感情に影響を与えることを示唆します。
月(3ハウス)と木星(9ハウス)がオポジションを形成していることで、
地域社会や日常の問題が
グローバルな目標や教育政策と衝突する可能性があります。
木星は拡張、成長、理想、哲学的・宗教的な価値観を象徴します。
9ハウスにおいては、
国際関係、法律、教育、哲学的な指針がテーマとなります。
双子座の木星は知的な探求や多様性への関心を反映しつつも、
情報の拡散や解釈の難しさを伴うことがあるかもしれません。
このアスペクトは、国民の感情(3ハウス)と
国の目標や拡張的な活動(9ハウス)が対立する可能性を示唆します。
例えば、地域社会やローカルな問題が
グローバルな視点や国際的な課題と衝突する場合があります。
現在、都市部と地方における
人口・教育・賃金・医療などの格差が年々広がっています。
過疎化する地域では、自治体が消滅し、
地域の伝統文化が途絶えるといった影響も出てきています。
国民は「身近な問題」に注目している一方で、
リーダーや政策は「大きな絵」や
国際的な目標を追求しようとする状況が生じるかもしれません。
しかし、オポジションは必ずしもネガティブな意味だけではなく、
バランスを取ることを求める配置でもあります。
国として、ローカルな問題とグローバルな視点をうまく統合し、
どちらのテーマにも配慮した政策を考える必要があるでしょう。
5️⃣ 太陽と月のトライン

太陽と月がトラインで結ばれることで、
政府と国民との間に調和や協力関係が生まれる可能性を示唆します。
政策や施策が国民の感情的なニーズに上手く応える形で展開される可能性もあります。
この結果、政府は国民の信頼を得やすく、
政策も受け入れられやすい状況になるかもしれません。
月が3ハウスに位置し射手座にあるため、
教育や情報伝達、国際的な交流が
国としての重要な関心事となる可能性があります。
4月~10月に開催される大阪・関西万博や
7月に行われる参議院選挙にも注目です。
政治家は国民が選挙で選んだ人です。
今の落ちぶれた日本になった責任も
政治家や上級国民だけでなく、私たち国民にもあります。
候補者をしっかりと吟味して、
投票に足を運ばなければ、日本という国は何も変わりません。
6️⃣逆行惑星の影響(水星R・金星R)

水星と金星が同時に逆行していることは、
見直しと再考の年を象徴しています。
新しい政策の策定や価値観の再設定が、
過去の教訓に基づいて行われることが期待されます。
特に外交や労働環境に関する課題で、
この影響が顕著に現れる可能性があります。
水星の逆行は、コミュニケーションや情報伝達、
物流における混乱を暗示します。
国家レベルでは、外交や政策の見直し、
または誤解や情報の遅延が重要なテーマとなるかもしれません。
太陽と結びつくことで、
これらの混乱が、
政府や指導者の意思決定に影響を与える可能性があります。
金星の逆行は、
外交、貿易、文化や芸術に関連する再評価や過去の問題の浮上を象徴します。
同盟関係や国際関係が再検討される局面になる可能性も考えられます。
過去の価値観やアイデアが再検討される一方で、
それをどう未来に適用するかが課題となります。
2025/4/13~10/13に開催される予定の日本国際博覧会(大阪・関西万博)は、
「いのち輝く未来社会のデザイン」の実現をテーマにし、
日本の魅力や経済力、テクノロジーを
国際社会に示す重要な機会だとみなされています。
しかし、ガス爆発や大屋根リングの盛り土の侵食、建設費の高騰、
工事の遅れ、チケットの個人情報流出の危険、
赤字の懸念など…開催前から問題山積みの万博となっています。
2026/2/6~2/22までは、
第25回オリンピック冬季競技大会が
イタリア北部の都市ミラノとコルティナ・ダンペッツォで開催されます。
また、芸術活動や文化的イベントが見直され、
新たな解釈が生まれる可能性があります。
2025年に日本で開催される主な芸術祭は以下のとおりです。
- 千葉国際芸術祭2025(4月~12月)
- 大阪関西国際芸術祭 2025(4/13〜10/13)
- 瀬戸内国際芸術祭2025(春4/18〜5/25、夏8/1〜8/31、秋10/3〜11/9)
- 国際芸術祭「あいち2025」(9/13~11/30)
- 中之条ビエンナーレ2025(9/13〜10/13)
- 岡山芸術交流(9/26〜11/24)
- 東京ビエンナーレ2025(10/25~11月)
※10/25~12/25で初開催予定だった「東京お台場トリエンナーレ2025」は諸般の事情で開催見送りとなりました。
ただし、情報の混乱が影響することも考えられます。
関係性や財務のバランスを取る際に、慎重な対応が求められます。
この時期は、「過去の見直しをしながら、混乱を前向きに活用する」タイミングとも言えます。
7️⃣調和と実行力(火星と土星のトライン)

火星(10ハウス)と土星(6ハウス)のトラインによって、
政府のリーダーシップが現実的で感情的な配慮を持ちつつ進展する可能性があります。
労働環境や公衆衛生における実行力が高まるでしょう。
この火星と土星のトラインは、
国が感情的なつながりや国民への配慮を持ちながら、
実用的かつ責任感のある行動を取ることを示唆します。
リーダーシップが安定的かつ感情豊かに動く中で、
公共の福祉や健康が重要なテーマになる可能性が高いです。
天王星を頂点とする小三角は、
労働や社会構造における改革が急激に進む可能性を示唆します。
8️⃣全体的な予測と影響

2025年の春分図は、日本が複雑な課題に直面しながらも
協調と変革のエネルギーを活用して
新たな方向性を模索する年であることを示唆しています。
健康、労働環境、国際関係、そして経済の変革が主要テーマとなりそうです。
また、どの分野に対しても人材不足を補うために
AIやICTなどのテクノロジーが人間の代わりに
活躍する時代になっていきます。
一方で、逆行中の金星と水星が示す見直しと再評価が、
前進の前に必要不可欠なステップとして浮上してくるでしょう。
この象徴的な流れをどう具体化するかは、政府や国民の意識次第とも言えます。
政府やリーダーの焦点 | 今後1年間の変革テーマ |
---|---|
労働者支援 | 2025年問題・年収の壁・人的資源管理 |
健康問題や感染症対策 | 新たな医療政策や公衆衛生に関連した改革 |
外交や和平交渉 | 同盟関係や国際関係の再検討 |
経済や財政 | 新しいテクノロジーや資源管理方法 |
教育や情報伝達、国際的な交流 | 大阪・関西万博・第25回冬季五輪 |
文化や芸術 | 芸術活動や文化的イベントの見直し |
農業や農産物 | 農業×IT(水耕栽培・照明栽培・農業ドーム) |
2025年~2026年 時代や社会を動かす天体の大移動

2025年を語る上で、外惑星の大移動は外せません。
地球から遥か遠くにある
トランスサタニアンと呼ばれる
「天王星」「海王星」「冥王星」は、
「時代を動かす天体」とも言われ、
私たちの集合的無意識に働きかけるように
時代の大きな流れを作ります。
風の時代が本格化してきました。
2025年~2026年は、
「社会に試練や制限、忍耐を与える」土星、
「理想や人々が夢中になる流行を作る」海王星、
「予期しない変化や解放を促す」天王星が、
揃ってサイン移動するという「大変革時代」へ向けて
移行期の真っ只中にあります。
以下が2025年の社会や時代を動かす天体の動きです。
天体 | 移動日 | サイン | 逆行 | 前のサインに一旦戻る | 新しいサインへ完全移動 |
---|---|---|---|---|---|
海王星 | 3/30 | 牡羊座 | 7/5~12/10 | 10/22~魚座 | 2026/1/27~2039/3/24(約13年間) |
土星 | 5/25 | 牡羊座 | 7/13~11/28 | 9/1~魚座 | 2026/2/14~2028/4/13(約2年間) |
天王星 | 7/7 | 双子座 | 9/6~2026/2/4 | 11/8~牡牛座 | 2026/4/26~2033/5/22(約7年間) |
※「成長やチャンス、社会のムード」を表す木星は1年に一回サイン移動します。(6/20~双子座→蟹座へ)
この1年で、あらゆるものに変革の波が押し寄せます。
夏から冬にかけては、逆行する天体が多いので、
新しい時代へ進むにあたって、
「準備はできてる?」と問われているかのように
最後の振り返りや見直しが訪れるでしょう。
もう後戻りはできません。
新しいサインへの完全移動は3天体とも
2026年の初頭になります。
情報や新しいテクノロジーの改革の時代へと進んでいます。
的確に風を読み、
上手く時代の波に乗ることが、
これからの時代を生きていくためにはとても重要です。
まとめメッセージ
政治、経済、法律など…色んな意味で破綻し詰んでいる現在の日本。
「失われた30年」を40年にしないためにも
ここで大きく変わらなければなりません。
既存のシステムや昔のやり方では、
時代に合わなくなってきています。
新しいテクノロジーを受け入れていく必要性があるでしょう。
また、個人の「意識改革」が最重要になります。
今まで常識だったものや考え方が
大幅に覆るようなこともあるでしょう。
右にならえの時代は終わり、
考え方も多様化しています。
「自分なりの考え」をしっかりと持って
表現することが大事になります。
下記は2025/1/3に投稿した記事です。合わせて目を通していただけると理解が深まると思います。

それでは、良い1年にしていきましょう!

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