2024/12/7 火星が逆行を開始
やる気・行動力・情熱・怒り・闘争心・性欲・病気を司る火星が
約2年振りの逆行を始めます。
逆行とは、本来の進行方向とは逆に動いているように見える現象のこと。
火星の逆行は約2年に1度起こります。
火星が逆行すると、自己を外向きに表現するエネルギーが弱まります。
エネルギーが停滞するので、
モチベーションが弱まりますが
逆行の時期に振り返りや見直しをした事柄は、
順行後に飛躍していくと言われていますので、
自分自身の振り返りや見直しの期間に充てると良いでしょう。
火星の特徴
火星は、太陽系の太陽から4番目の位置にある天体です。
公転周期は2年弱で、1つの星座に約2ヶ月間滞在します。
太陽系の天体では、水星に次いで2番目に小さい天体です。
しかし火星は、炎のように赤い色をしており、
私たちのやる気や情熱のエネルギーをサポートしてくれる
エネルギッシュでパワフルな天体です。
火星逆行期間は 2024/12/7~2025/2/24までの約3ヶ月間 前半と後半では影響が変化
2024年~2025年の火星逆行は、獅子座から蟹座にまたがって起こるので、
獅子座で逆行する前半と蟹座で逆行する後半とでは、影響が変化してくるでしょう。
日付 | 順行/逆行 | 星座 |
---|---|---|
2024/11/4 | 順行 | 獅子座入り |
2024/12/7 | 逆行開始 | 獅子座6度 |
2025/1/6 | 逆行 | 蟹座へ戻る |
2025/2/24 | 順行に戻る | 蟹座17度 |
逆行期間 | 星座 | 見直しが入る項目 |
---|---|---|
前半(2024/12/17~2025/1/6) | 獅子座 | 「自己表現」や「プライド」 |
後半(2025/1/6~2025/2/24) | 蟹座 | 「感受性」や「愛情」 |
前半(2024/12/17~2025/1/6)は、「自己表現」や「プライド」に見直しが入る
前半の2024/12/7~2025/1/6までは、獅子座が象徴する
「自己表現」や「プライド」といった面で影響が出てくるでしょう。
自分の思いを表現する方法や自分が誇りにしているものに対して
見直しが入る期間です。
火星が獅子座に滞在する期間は、
自己表現や創作活動への意欲が増し、自信を持って自分を表現していく時期です。
しかし火星が逆行すると、火星のパワーが停滞するので
自分に自信が持てなかったり、
自分をどう表現すればよいか悩むこともあるでしょう。
そういうときこそ、自分の根底にどんな信念や誇りがあるのか、
それを表現することで何を実現したいのかということを、
じっくりと見直していく期間に充てましょう。
後半(2025/1/6~2025/2/24)は、「感受性」や「愛情」に見直しが入る
後半の2025/1/6~2025/2/24までは、蟹座が象徴する
「感受性」や「愛情」といった面で影響が出てくるでしょう。
火星が蟹座に滞在する期間は、
家族や身近な人たちとの絆をもっと深めたいという思いが強くなったり、
自分の居場所をより良くしたいという意欲が増します。
しかし、火星が逆行すると、家族との衝突が増えたり、
身内以外の人たちに対して排他的な態度を取ってしまったりする可能性もあります。
火星逆行中は、自分の気持ちや行動を俯瞰してみるように意識し、
身近な人たちとの関係や自分の居場所について
見直しを図ることをおすすめします。
火星逆行の影響
- 調子が出にくい、実力が発揮されにくい
- イライラしやすく感情が爆発しやすい
- 「エネルギーの使い方・怒り・病気」の見直し
1️⃣調子が出にくい、実力が発揮されにくい
火星は、私たちのやる気やモチベーションを外へと出すエネルギーを持っています。
逆行するとそのエネルギーが弱まります。
そのため、いつもより調子が出にくく、
実力が発揮されにくいと感じる人も少なくないでしょう。
新しいプロジェクトを開始するよりも、
既存のプロジェクトを見直し、
調整する期間に充てると良いですよ。
2️⃣イライラしやすく感情が爆発しやすい
火星は攻撃性や競争心も象徴するため
逆行中は対立や衝突が増える傾向があります。
外へ向かうエネルギーがスムーズにいかずにイライラしたり、
溜まったストレスや感情が爆発したりする人もいるでしょう。
水星も逆行中なので口論や喧嘩など注意しましょう。
特に日頃から感情を溜め込みやすい人や、
感情のコントロールが苦手な人は注意が必要です。
失言や暴言で身近な人との関係にヒビが入らぬように気を付けましょう。
モヤモヤして気分が晴れないときは、
今は調子が悪い時期なんだと受け入れ、
運動や筋トレ、カラオケや好きな趣味などで上手にストレスを発散しましょう。
また、火災・爆発・噴火・ミサイル発射なども起きやすいので注意です。
3️⃣「エネルギーの使い方・怒り・病気」の見直し
火星はエネルギーを表します。
日常の活動や仕事に対するエネルギーの使い方を見直すのにも良い機会です。
効率的でない方法や無駄なエネルギーの使い方に気付き、
改善するチャンスです。
また、怒りに関しても感情のコントロールが必要になってきます。
感情のコントロールが難しくなる理由は、
完璧主義や睡眠不足も影響してくるので、
十分な睡眠が取れているかチェックし
足りなければ睡眠時間を増やしましょう。
火星は、病気も表します。
健康診断をしたり、
日頃の体調の変化で気になることがあれば
病院に行ってみるなど、心身のメンテナンスもしておきましょう。
獅子座は、心臓や背骨に対応しており、
蟹座は、乳房・胃・肺に対応しています。
この期間は獅子座や蟹座の対応部位に炎症が見つかるなどの可能性もあるので
注意しておきましょう。
これから寒い時期に入ります。
入浴の際はヒートショックにならないように、
脱衣所にヒーターを置いて温めておくなど
身体が急に冷えないように対策をしておくと良いでしょう。
火星逆行を乗り切るためのおすすめの過ごし方
- やる気が出ない期間だと受け入れ充電期間にする
- 鎮静作用のアロマや瞑想で心を落ち着かせる
- 自分の感情とじっくりと向き合う
1️⃣やる気が出ない期間だと受け入れ充電期間にする
火星逆行の期間は、本来の力が出にくいので
新しいプロジェクトや大きな決断は避けて
逆行が終了してからに延期するのが賢明です。
既存のプロジェクトを見直し、完了させることに焦点を当てましょう。
2️⃣鎮静作用のアロマや瞑想で心を落ち着かせる
火星逆行期間は
対立や衝突を避けるために、
冷静な対応とコミュニケーションを心がけることが重要です。
日頃から鎮静作用のあるアロマ(ラベンダー・カモミール・ゼラニウム等…)を
生活に取り入れたり、ロールオンタイプを持ち歩いたりなどして
リラックスしたり気持ちを切り替えるための工夫をすると良いでしょう。
また、瞑想も心を落ち着かせるのに効果的です。
初心者にはナレーション付きの誘導瞑想もありますので
試してみることをおすすめします。
3️⃣自分の感情とじっくりと向き合う
火星逆行中は、過去の行動や決断を見直し、改善点を見つける良い機会です。
自分の感情とじっくりと向き合い自己内省や反省をする時間を持つことで
自己理解も深まり、学びを得て内面的にも成長することができるでしょう。